週刊少年ジャンプ 2007年 第50号


もう50号。
あと3号ほどで新年号か。早いもんです。

ONE PIECE


いつもは冗長であまりおもしろくない戦闘も、今回はおもしろい。


やられたと思った仲間を助けて、圧倒的な力の差を見せつける。
まさにヒーロー劇。
通常やると後々問題の出てくるこれをここで使ってきたのは上手いなぁ。
ちなみに問題というのは、通常でこれをやると


ルフィ>>>>(超えられない壁)>>>>他


というのが物凄くはっきりします。
今までは対戦相手を変えたり、ボロボロになって逆転というスタイルによってぼかしてきたのですが、今回は同じ相手。
しかも余裕で相手の攻撃を受け止め、一撃で相手を地につける。
実にわかりやすい。
さらに、次回からはこの強さを超える敵と戦わなくてはならず、またそれを超える強さを得て、また、と力のインフレになっちゃったりもします。


けど、今回のこの強さはVSモリア戦限りです。
「「影」の力を結集しているから強くなっている」。
それを見た目からして「普段はこんなに強くないんだよ」ということがわかっています。
なので、問題が発生しないと。


昔、どっかの本屋で「ONE PIECEよりもNARUTOのほうが構成上手いよ」なんて書いてありましたけど、大嘘だなぁ。

テニスの王子様


今の越前さんはただの一般人です。
中学生テニスプレイヤーではありません。それなのに中学生テニスプレイヤーである桃城さんとアップをすると。


それはすなわち「死ね」ということでしょう。


相手はテニスラケットとボールを使って相手を殲滅する中学生テニスプレイヤー。
ただのテニスラケットとボールで相手を吹き飛ばしたり、顔を打ち据えたり、分身したりと、変態技を習得したもの達。
そんな桃城さんとただの一般人でしかない今の越前さんとかがテニスを行うことになったら。


手塚部長は「無茶はするなよ」とか言っていますが、それはあくまで中学生テニスプレイヤーとしての「無茶」なので、一般人規格ではありません。


ついに「主人公死亡」というネタをやるのでしょうか。