マンガ嫌韓流2
- 作者: 山野車輪
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: ムック
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特にネタも無いので「漫画」として、この本の感想書いてみます。
画力
感情表現等はギャグ漫画のノリではありますが出来ていますが、キャラの描き分けは*1人種が同じになると髪ぐらいでしか描き分けができていません。
また、コマごとのデッサンの崩れが酷いです。
画力に関して言えばポルタの中の人レベルです。
構成力・コマ割り等
コマ割りは無駄が多いです。
1コマでまとめられそうな所も3コマや2コマ使っていたりして冗長です。
構成力はもう少しめくりとかも考えたほうが良いです。
あとは展開がワンパターン。その内飽きます。
ストーリー
こういうタイプの漫画なのでストーリー等ないに等しいのかと思っていましたが、きちんとありました。
何気に各キャラ達の葛藤や成長がきちんと描かれており良かったです。
総評
漫画としては商業レベルではありません。
これがジャンプに掲載されていたら「もう頑張らなくて良いよ」という優しい言葉をかけてあげたい所です。
最後に
誤解の無い様書いておくと、別にこの本の内容について批評しているワケではありません。
漫画としてみた場合で書いています。
また、この本を漫画として見た場合は上記の通りですが、この本はそもそも漫画として楽しむための本でなく、ただ漫画という比較的読み易い媒体にて、日本と韓国との歴史問題について知ってもらうための本だということです。
なので、このように「漫画」として感想を書くというのは実におかしなことだということもわかっています。
ただネタも無いし、普通に感想書くのもおもしろくないと思ったからです。
ただそれだけです。
内容については他のブログなんかでも散々書いておられることでしょうから、その辺り見てください。
*1:人種によって変えているようですが