仮面ライダー響鬼
1年前。
始まる時に感じた期待は、1年間ほぼ裏切られることなく終わったと、私は思っています。
「ほぼ」の部分は言うまでもなく、プロデューサー交代のあった後の数話。
しかし、この部分はプロデューサー交代という異例の事態、さらにメインの脚本の方も交代したということで、仕方ない部分だと思っています。
さて、これから感想。
まず、前半。プロデューサー交代前。
この交代前は安定していました。
文字の動きや絡みでこれからのシーンを暗示させるといった独特の演出に、これまたマリンバを多用した独特の音楽、演技の間。
素晴らしい出来でした。
しかし、不満はありました。
それは、展開が異常に遅いことです。
とてもじゃないけど、50話程度で終わるものとは思えませんでした。
前半*1の終わりでも、ほとんど進歩のない明日夢君。
正直「ウザイな」とまで感じてまた。
しかし、後半。
その展開の遅さからうって変わり、毎回迫力があり、各キャラクターの今まで描かれなかった深い部分までも見えてきて、作品の雰囲気を楽しむ作品から、物語を楽しむ作品へと変化したと思います。
さらに前半、後半ではかなりキャラクターのノリや雰囲気が違うので、そのギャップも相まって、とても楽しめました。
今思うと、交代劇があったタイミングは絶妙だったのではないかと思います。
まぁ、だからと言ってあの交代後数話*2のパワーダウンした失態が無くなるワケではありませんが。
総括。
としましては、ぐだぐだ書いてきてなんですが「おもしろかった」の一言です。
所詮「感想」なんで、あーだこーだ言っても結局は「おもしろかった」か「つまらなかった」かの2択なですからねぇ。
でも、そうすると日記更新のネタにしては量が無いので、ぐだぐだ書いてみたという悲しい癖。
あぁ無常。