週刊少年ジャンプ 第38号

今週はとても残念なことにテニスの王子様が作者取材のため、休載です。


残念ではあるのですが、毎回あれほどのクオリティで描かれている許斐先生の負担を考えると、作者取材で休みをとられるのも当然と納得しています。


そういえば、テニスの王子様実写映画化が決まったという噂を聞きました。
無我の境地や手塚ゾーンはどうやって再現するのでしょうか?


たしかアニメだと隕石が振ってきたり、宇宙を自在に駆け回ったり、空中でラケットがぶつかり合うという凄いものだったと聞いております。


恐いもの見たさからか、結構楽しみです。

NARUTO

「赤秘技・百機の操演」
なんか百機よりも明らかに多そうだったので、数えてみたら142機*1いました。
どういうことだ。

家庭教師ヒットマンREBORN!

今週、ディーノのしていることっておかしくないですか?


一応、今週号の流れを見てみると、


ディーノは獄寺に「第6幹部に抜擢。ただしイタリア行き」という条件を提示する。

しかし、獄寺は「10代目の元を離れたくは無い」と即刻拒否。

それに対しディーノは「まわりまわって将来のツナのためになる」と諭す。

獄寺は終始悩むが、結局は拒否。

実はディーノの条件は、9代目からの指令で、10代目への忠誠心を試すもので、イタリア行きを認めれば獄寺は殺される所だった。もし、獄寺がイタリア行きを決めていたら、ディーノは殺さず他へ逃がすつもりだった。


という感じです。


忠誠心を試すためなら、最初の拒否で決着はついていますよね。
しかも、この後説得する内容が「まわりまわって〜」と獄寺の欲望ではなく、忠誠心に訴えかける内容です。


ここで獄寺はこの言葉に迷っています。
忠誠心に訴えかけているので、ここで迷うということは合格だと思うのですが、何故かまだ終わりません。


このディーノという人は本当に忠誠心を試すテストをしに来たのでしょうか?
殺すつもりはなかったとか言ってますが、本当は殺すつもりだったんじゃないでしょうか。

スマッシングショーネン!

ついでに今週の読みきりの感想。


画力は読みきり漫画としては普通。連載レベルだとやはり物足りない。
特にスポーツ漫画であるのに、動きの表現力が低すぎると思う。
メインである試合の部分が全くと言っていいほど魅力を感じない。


内容は、ある特定の能力だけずば抜けている素人のスポーツ入門漫画。
スポーツはややマイナーなバドミントン。ややマイナーと書きましたが、軽い遊び程度でなら結構な人がやったことがあるはず。


流れは、主人公の説明→部員探ししているヒロイン→主人公の凄いところを見る→勧誘→「まだ入部と決まったワケじゃない」と入部試験→主人公ピンチ→主人公の凄いところが出る→主人公勝利、というありきたりな流れ。しかし、ありきたりであるがゆえ展開に間違いが無い。


主人公の特性の全てを鳥に関連づけている所は、わかりやすく、またおもしろくて○。
ヒロイン、ライバルともにさっぱりしてて好印象。キャラつくりは問題ないと思う。


全体的な評価としては「出直してきてください」と言ったところ。
スポーツものを描くには少々画力が足りなかったと思います。
キャラの感じから考えて、普通の学園ものをやってれば、もうちょっと良かったかもしれない。

*1:数え間違いがあるかもしれないので、正確な値ではないかもしれない