ひょっとして許斐大先生は松岡修造さんに喧嘩売っているのだろうか?

テニスの王子様勝利学」という本があるそうです。


最近初めて知りました。


この本の著者は、あの有名な「松岡修造」さんです。
検索して引っかかった所のレビューを見る限りでは結構良い本らしいです。意外に。


そして教えてgooの質問によると、こんなことがこの本に書かれているそうです。

この作品で描かれているテニスに非現実的なところは一つもありません。
「本当はできっこない」どころか、すべてが実際のテニスでは当たり前のように行われているプレーばかりです。


い、言いきった!!
実際に本を見たことが無いので確認できないのですが、これがもし本当だとしたら、恐ろしいです。


ということは、実際のテニスでも


一人ダブルス


とか


無我の境地


とか


縮地法


とか、使っているわけですね!!
凄い!そんなテニスなら是非見てみたい!


しかし、どうやら本当に使っていると言っているのは、ショットだけのようです。
具体的には、スネイクとか、ツイストサーブとかのようなものだけらしいです。


が っ か り だ


一応、これらなら実際に使われているそうです*1
松岡修造さんが言っているのだろうから本当だとは思いますけど。
「ビッグバン」なんかは、最近それっぽい動画が出てますしね。


しかし、松岡修造であっても解説できなさそうな技があります。


それは、COOLドライブ
これはバウンドしたあとで弾まないとかいう脅威の技です。
常識で考えたら、はっきり言って無理です。


しかも、比嘉中の「かってんぐわぁー」でお馴染み、田仁志さん相手に使ったときは、田仁志さんのラケットに触れた途端、ラケットをつたって、田仁志さんの顔面目掛けて転がっていくというような現象も起こりました。


これもどう足掻いてもないと思います。
「漫画の演出」なんて言い訳は通用しないレベルです。


この辺をどう解説しているのか気になるので買ってみようかと思いましたが、よく見たら発売日が2003年3月。
たしか、この時は名前だけは出ていたものの、まだ実際には使われていない時だったような気がします。


と、するとこれは解説されているワケがないということになります。
残念。


しかし、よくよく考えてみると、松岡修造さんが

この作品で描かれているテニスに非現実的なところは一つもありません

とか書いている本を出した後に、この技を出したというのは、ひょっとしたら


許斐先生は松岡修造さんに喧嘩を売っているのかもしれない


そう考えると、あの一人ダブルスや無我の境地も、許斐先生から松岡修造さんへの攻撃だったのかもしれない。

*1:技術的な話として