週刊少年ジャンプ 2007年 第49号
テニスの王子様
「第6の返し球 『星花火』」
まずコードボールを上空へ強烈に打ち上げ打球を視界から消す―
そして擂鉢状の会場に吹く風が
高速落下する球に不規則な回転を与え客席の中へ…
説明を聞くと全く意味がわかりません。
この説明の通りなら、不二さんの打った球はそのまま客席に行くことになります。
つまり、アウトじゃないですか。
しかし実際にはポイントは不二さんに入っている。
つまり、一度仁王さんのコートを経由していることになる。
たしかに漫画でも仁王さんのコートに入っているような描写がある。
「仁王さんのコートを経由しテニスボールが客席に入った」
これは間違いない。
つまりこの技は「物凄く高く打ち上げたロブ」ということでいいのでしょうか?
しかし、それだけならこのテニス世界の住人、しかも全国レベルの中学生テニスプレイヤーが返せないということはないはず。
ということは、何かしら「返せない理由」があったはず。
その「理由」とはなんだろうか?
もしかしたら、この星花火というのが、上空から降ってくる際に球が分身して降り注いだためではないでしょうか?
分身したテニスボールが一斉に仁王さんのコートに降り注ぐ。
返すには分身したものの中から正解を見つけなければならない。
駄目か。弱すぎる。
こんなんじゃあ「才気煥発の極み」であっさりと回避されてしまう。
ということは、分身したのではなく物理的に増えたと考えるべきか。
つまりは「分身」ではなく「分裂」。
さすがに全てを打ち返すのは不可能なので、「返せんぜよ」となる。
駄目だ。真田さんの「雷」があるか。
あれはボールの前へと刹那とかからずに移動できる能力。
なんで例え同時に降り注いだとしてもバウンドの間に返せてしまうはず。
あれ、そう考えると客席にまで移動しても「雷」で返せるということになるなぁ。
ということは、あれは相手の動きを封じる能力なのか!
「星花火」「返し球」ということから、何か凄いことをして相手が絶対に返せない球にしているのかと思っていたのですが、相手さえ動けなければ返せないですよね。
そうか!つまり、「星花火」とは…
ぼくのかんがえたほしはなび
- ボールを高く打ち上げる
- 全員上見る
- ラケットに仕込んだ毒吹き矢を使い相手を麻痺させる
- ボール落ちてくる
- 「何さらしとんじゃ か…返せんぜよ」(麻痺しています)
ということならいける!
これなら最初から不二さんがこの技を使わなかった理由もわかる。
何故なら回数制限付きだから!最初に使ったりしたら再試合になるから!