週刊少年ジャンプ 2007年 第1号


新年号。
というワケで新年明けましておめでとうございます。

ラルΩグラド

DEATH NOTE終了からまだ1年も経たない内に新連載。
疲れにも、警察にも負けず頑張っていらっしゃいます。
小畑先生は。
連載中なのに1年音沙汰の無いどこぞの漫画家とは違いますね。


さて、今回は前2作とは違い、アクション系の漫画。
小畑先生でアクション系、主人公が女のために戦うという点でランプランプを思い出します。
それだけに打ち切られるんじゃないかと激しく不安です。


が、今回の話を読む限りではその不安はなさそうです。
妙に説明的な感じではありましたが、第1話とゲーム作品の漫画化ということを考えると十分許容内だと思います。


それにグラドが一撃必殺タイプのキャラだというのも小畑先生には良い点。
動きのあるシーンには不安のある小畑先生なので、連続攻撃系のキャラだとどうしても戦闘がつまらなくなりそうです。
が、一撃必殺系だと一撃のシーンに力を注いで描ければいいので、止め絵には定評のある小畑先生の独壇場というワケですよ。
さらには、その一撃を当てるために思考する、頭脳戦も描くことができる。


うーん、自分で適当に書いているうちに段々とおもしろくなりそうに思えてきました。
今後期待。

HAND'S


終わっちゃっいましたよ。
別に心底どうでも良い漫画ではなかったのに。
いや、どちらかというと「残ってもいいんじゃないか」と思っていたのに。
先週2作の打ち切りと、今週からの新連載陣を見るとただの在庫処分的な打ち切り。
非道い話ではないですか。


どうせなら斬&OVER TIMEも10週打ち切りしておいてくれれば、「昔のジャンプに戻った」として特に何も感じなかったのになぁ。
非道い話ですよ。


さて、最終回。
打ち切りらしい最終回で、光速の疾走で駆け抜けていきました。
正直、伏線とか今一覚えていないのですが、かなり上手くまとめられていたと思います。
大吾の強さと大吾が英雄になろうとした理由が20Pという制限を考えると描かれていたと思います。


問題点としては、今まで10話やってきたにも関わらずこの最終回に11P追加すれば今までの話が1話で描けそうだという点。
要するに、今まで密度低すぎでしたということです。